ヘッジファンドはリスクや危険性が高いのか!?

ヘッジファンドと聞くと『海外投資の雄』という印象がある方は多いことでしょう。

海外積立投資でも一時期はIFAによってヘッジファンドは積極的にポートフォリオに組み込まれていました。

一方でヘッジファンドの素性を理解している人は少ないのが実態です。

多くの方がヘッジファンドは『市場の動きに関係なく利益追求を第一として何でもやる』という抽象的なイメージをお持ちだと思います。

「ヘッジ・ファンド」という呼称で通っていますが、具体的な定義はありません。

「リスクヘッジ」のヘッジを取っていますがリスクを限定して運用している集団ではありません。

各社ヘッジファンドには軸となる投資手法というのもありません。

今回はヘッジファンドについて具体的に触れていきます。

 

【ヘッジファンドの運用手法とは!?】

ヘッジファンドには軸となる投資手法がないと上述しましたが、特徴があるのは確かです。

ヘッジファンドを運営している人たちは流動性の高い国際、債権や株式の先物や数兆円単位の莫大な資金を動かして取引を仕掛けます。

ヘッジファンドが注目しているのは一国の無理や無駄のある財政や政策で、歪みを見つけようものならば関連銘柄に大量資金を投入して利益を狙います。

 

「ロング・ショート」という取引手法は活発で100億円の株を買えば、別の銘柄に100億円の空売りをします。

当然、利益を狙うのですから割安株式を購入し割高株式に空売りをします。

両ポジションを保有することで市場全体が上がろうが下がろうが利益を出すことを狙います。

「コンバーティブルアービトラージ」という取引もヘッジファンドがよく行う手法です。

割安な転換社債を購入して、転換対象の株式など割高な他の金融商品を売却して利益を狙うものです。

実際に世界中で発行される転換社債の多くはヘッジファンドが購入していました。

 

しかし中には読みが外れて「ロングショート」の買いと売りの両ポジションで大損を被って破綻したヘッジファンドもあります。

彼らは常に莫大な資金を背負い、リスクと隣り合わせという状況に身を置きながら凌ぎを削っています。

 

【ヘッジファンドに投資することは出来るのか!?】

ヘッジファンドに投資をしたいと思っても個人投資家にとってはかなりハードルが高いです。

というのも一口の資金は日本円で数百万や数千万円という単位では資金不足で最低でも数十億というまとまった資金が必要になります。

実際にヘッジファンドに投資をしているのは世界各地に数十億の別荘を持っている超富裕層の人たちばかりです。

そこで世界的に拡大したのが「ファンド・オブ・ヘッジ・ファンズ」という金融商品です。

ヘッジファンドへの投資を小口にして投信形式にして個人投資家でも投資しやすくしたものです。

海外積立で組み込まれているユニットはこの「ファンド・オブ・ヘッジ・ファンズ」です。

しかし盲目的に「ヘッジファンドの会社であれば利益を上げてくれる」と信じるのも考えものです。

手数料がべらぼうに高いという問題もありますし、過去の運用成績に反復性がある保証もありません。

資金に余りがあって一部を遊び程度であれば良いとは思いますが、資金を注ぎ込むのはリスクが高いといえます。

 

【ヘッジファンドの実態とは!?】

アメリカでは能力が高くて腕に覚えがある人たちは銀行などの金融機関には居座らず独立してヘッジファンドを始めます。

『デイトレや小さな運用会社で実績を出した』という人は皆無です。

手法というよりも多くの資金を扱う取引手法に対してハートが鍛えられた人たちというのがヘッジファンドを始める人の大きな特徴です。

取引に大きな資金を用いるには理由があります。

収益率が低くリスクも低いために面白くない取引があったとします。

投資金額のうち儲けは1万分の1と聞くと極めて小さな金額に思えます。

100万円の投資をしたとして1万分の1というと儲けは100円ですので無理もありません。

しかし1000億円動かせば1000万円儲かるというもの事実です。

リスクがなく儲かるのであれば喜んでやるべき投資案件です。

そのため彼らは莫大な資金でレバレッジをかけて取引に臨みます。

 

【ヘッジファンドは終末期!?】

国債や定期預金が草食動物とするならば、ヘッジファンドは肉食動物的な金融商品であることは間違いありません。

市場の歪みにつけいる訳ですからヘッジファンドの影響で痛い目にあった国や会社は幾つもあります。

ロシアのルーブルが崩壊したのもジョージソロスを筆頭をするヘッジファンドが大きな要因です。

経済の全体性を考えた際にヘッジファンドは調和を乱す問題児としても捉えられています。

 

実際にリーマンショックが勃発としてヘッジファンドが責任性を問われているのも事実です。

別記事でも記載しましたがリーマンショック以降はヘッジファンドの会社が倒産し始めました。

その波は大きくなり2016から2017に差し掛かる頃には連鎖的に多くのヘッジファンドの倒産が目立つようになりました。

大きな理由としては規制が挙げられます。

ヘッジファンドはデリバティブ取引やレバレッジを大きく活用するのですが、これら運用手法に規制がかかる様になったのです。

その為ヘッジファンドに投資しても手数料が高いにも関わらず、思っていたよりも利益が上がらないので手を引く投資家が増加しました。

ヘッジファンドは過去の遺物と言われる日も遠くはありません。

 

【要項】

・ヘッジファンドは大きな資金を動かして市場の歪みを狙って投資をしています。

・「ロングショート」や「コンバーティブルアービトラージ」という手法で市場の上がり下がりに関係なく利益を狙いに行きます。

・ヘッジファンドに投資するには数十億単位の資金量が必要で個人投資家にはハードルが高いです。

・「ファンド・オブ・ヘッジ・ファンズ」で小口化されて個人投資家にも手が届くようにはなりましたが手数料が割高なので検討が必要です。

・リーマンショック以降は規制が入り、ヘッジファンドも思うように利益をあげられなくなり倒産が相次いでいます。

 

【資産運用に着手するは基本の理解が何よりも大切です】

資産運用や海外投資の情報はちゃんと取扱いが出来れば経済を豊かにしてくれるものです。

とはいうものの

資産運用や海外投資は「何だか良さそう」という単純な理由だけで始めてはいけません。

・情報の出処が確かなのか?

・リスクやデメリットは何なのか?

・どういう仕組みになっているのか?

などをきちんと理解することが大切です。

それらを理解せずに安易に海外投資に着手して「こんなはずじゃなかった」という人は少なくありません。

これらは「リスク許容度を間違えたり」、「詐欺に引っかかったり」、「提案者が実はちゃんと理解していなかったり」挙げられる理由は様々です。

 

しかし根本の原因は海外の投資に関する良質な情報が少ないことが挙げられます。

要らぬ失敗をしないためにも必要なことは良質な情報を取ること、基本の理解です。

 

金融や海外投資の業界で多くの人が登録して有名な情報ですが

基本を理解するのにするのに分かりやすく書いてくれてあるメルマガがあります。

許可を頂いたので以下に貼り付けをしておきますので着手される前に参考にしてみて下さい。

メルマガは当コミュニティが執筆したものではなく、第三者機関の金融機関が発行したものですが無料で良質な情報なのでこれから運用を検討をされる方には良いと思います。

登録者数に上限があるようなので情報を参考にするのであればお早めにしたほうが良さそうです。

【資産運用や海外投資に関する推奨メルマガ】

 

【無料】ご相談・お問い合わせ

 

海外投資をする前に一度は利害関係のない詳しい第三者に客観的に状況を判断してもらいましょう。
自身では気付かなかったリスクや落とし穴に気づくことが出来ると思います。
もしも近くに詳しい方がおられない場合は、当センターにご相談・お問い合せ頂いても構いません。
返信に時間がかかる場合もあります。ご了承をお願いします。

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