海外投資での正しい情報収集【対談2】

【海外投資の怪しい詐欺案件に注意!?】

(前回からの続き:海外投資ではリスクやデメリットもあるので理解することが大切、という話の流れから)

【お話を伺った海外投資の専門家とは?】

『海外投資ではメリットだけではなくリスクやデメリットなど様々な側面を理解してから踏み出すことが大切ですね。

というよりも内容やリスクなどを理解せずに海外投資をしてしまう方というのはいますか?』

『非常に多いですね。』

『そんな気がしましたがやっぱり多いものですか…

何も理解せずに海外投資に着手してしまう方の特徴や傾向はありますか?』

『共通することは基本的な投資知識も経験もない素人の方が安易に手を出すケースが多いです。

知人や友人から勧められるがままに契約をしてしまいます。

本人は何も考えず疑問にも思わずに「悪いもんじゃないだろう」という安易な考えで始めちゃうパターンが多いですね。』

『聞いた話を何も疑いもせずに何百万円とお金を出してしまうんですね。

正直、驚きです。

投資案件がたまたま良いものであればいいですけど…

詐欺もある中で考えずに出資してしまうというのは非常に危険に感じます。

トラブルの相談事は多いですか?』

『多いですよ。

初めての面談される方のうち詐欺やトラブルの相談で4割ほど占めるんではないでしょうか?』

『詐欺以外にも多い海外投資のトラブルってどういうものがあるんですか?』

『多いのは海外投資で実際にお金を出してしまった後の相談です。

契約の前と後で言っていることが違うとか、事前に説明されていた商品内容が実は大きく違ったなどですね。

他には契約書を交わしたはいいものの、その後に連絡がつかないとかサポートがないとか…

そういった事例は多いですかね。』

『なるほど。

後になって結局どうしたら良いのかわからないので困った、という方が多いんですね。』

『そうです。』

 

【海外投資では正しい情報収集が命】

『有難う御座います。

あと、海外投資を始めるにも何から手をつけたら良いかわからないという投資家も多いですが

何から始めるのが良いでしょうか?』

『難しい質問ですね~。海外投資を始めるにあたってですか?』

『勉強会やセミナーに行く。話を聞きに行く。本を読む…

一歩目として適切なステップは何でしょうか?』

『確かに海外投資では情報は命です。

なので情報収集は大切なんですが、それ以前に注意したいことがあります。

話が遠回りになりますが…

海外投資は国内投資と違っていて様々な情報が入り混じっているんですね。

その中で正しいものもあれば間違っているものもあります。

なので一概に勉強したからといって、それが旬な正しい情報というのは分からないんです。』

『なるほど。

そもそも勉強のもとになった情報が嘘かもしれないんですね。

そうなると、本質を見誤り大きな失敗に繋がりかねないですね。』

『そう。

ここは注意しないといけないポイントです。

例えば「海外投資には税金が掛からない」といった情報をネットで発信しているところがありますが実際には誤った情報です。

こうした情報を鵜呑みにして税務申告を怠ると後々で脱税行為とみなされ処罰される可能性もあります。』

『無知は罪ですね。

処罰されるなんて恐すぎです。』

こうした無知や誤った情報が招くリスクを避けるために海外投資や海外税務、金融事情に精通したちゃんとした金融機関や専門家を活用するのが原則です。

書籍やネットで調べたもののタイムリーではない情報をもとにして実際に着手し失敗した、という事例は少なくありません。

書籍は発行されて投資家が手にしているタイミングで情報の旬はすでに過ぎている場合がほとんどです。』

『そうですよね。

情報が膨大で毎日更新されるので何を選んだらいいのか…

情報に圧倒される方は結構多いと思います

ですけどおっしゃる様に嘘の情報やタイミングが悪い情報だと仕方がないですね。』

『そうですね。

情報やタイミングを見極めるっていうのは大事ですね。

あとね、情報を見極める簡単な方法として「どこの誰が発信しているか?」はとても大事。

海外の投資商品を扱っている業者のほとんどが違法で適当にやっているのがほとんどなので…』

『金融商品の提案側ですね。』

『そうです。

どこのどういう人、どういう会社が情報を発信しているのか。

情報の発信元ですね。社会的な信用があるかとかですね。』

『実績とかもですか。』

『そう、実績も勿論ですね。

自分の発言に一定の責任を持っている情報提供者とそうでない提供者かを比較して情報の質を精査していくというのが大切ですね』

『金融業界全てかもしれませんが海外投資では情報が命というわけですね。

タイミングや色んな種類の情報がある中で御社ではどうやって情報を収集して精査されているんでしょうか。』

『まず、弊社では相談された投資家の状況や環境を長期的な視点でまず分析をするんですね。

それぞれの投資家のニーズに沿った資産形成が行える様に海外の金融機関と情報交換を行いながら商品ラインナップを常に精査しています。

『もう少し具体的にお願いします。』

『取り扱う商品や会社についても現地の弁護士や会計事務所といった専門機関に実態調査を依頼しています。

投資家の資産の安全を確保出来るように注意を払いながら常に情報分析を行っています。』

『なるほどですね。

さきほど「金融機関と連携を取っている」とありましたが、金融機関というのは銀行だとか運用会社、証券会社とかいろいろありますけど

どういったところを指して言われているんでしょうか?』

『割合として多いのは海外であれば運用会社とか外資系のファンドマネージャーとかですね。

彼らは各社世界中にいるわけですよ。

そういったところが持っている情報は信憑性があって制度が非常に高いですね。

IFAもそうですが、例えば多くの方が名前を知っている様な米国最大の投資会社や政府系銀行など独自のネットワークを築いて様々な情報を掴んでいます。

ここでは言えない、あまり表に出ない様な情報もあります(笑。』

『すごいですね。

そんな広く深い情報までもいち早くキャッチをされているんですね。

正直、どんな情報か気になります(笑。』

『あまり大きな声では言えませんが、特別に。

日本でも海外投資に興味を持っている方々の間で有名になっている保険会社ですが実は社員への給料の滞納が起こっていたり、

CEOが公表もせずに辞めていたりと経営上のリスクが高いと考えられる重要な情報も掴んでいます。

しかしこうした事実を知らずに契約してしまっている方が沢山いらっしゃいます。』

『表沙汰には出ない情報を含め独自ネットワークや専門機関を活用して投資家の危機管理に役立てているってことですね。

なるほど。

個人で調べた情報とは雲泥のレベルで精査をされているんですね。』

『そうですね。

今では誰でも簡単に自由に情報発信が行える時代において、タダで手に入る情報には価値がないと思ったほうが良いです。』

 

【海外投資の詐欺リスクを大幅低減する為の施策】

『情報の話の流れでもうひとつ。

金融機関は当たり前にどこもやっていますけど金融商品の取り扱いや仲介、提携などを行う場合に必ずやることがあります。

デューデリっていうのをやるんですね。

高尾さんはご存知ですか?』

『デューデリ?

勉強不足ですみません。デューデリというのは何でしょうか?』

『いえいえ、意地悪したみたいですみません。

デューデリジェンスの略です。

簡単にいえば実態調査です。

金融機関が第三者機関の会計事務所ですとか調査会社に依頼して様々なことを調べてもらうんですね。

もちろんコストはかかりますが、情報発信した会社が実在するのか、代表の信用、実績、法的書面も含めて調査して…ということを普通にやるんですよ。

その上でちゃんとした情報で、会社も大丈夫なのか、財務基盤とか財務状況とか人事面も調査します。』

『なるほど。基本的なことですが非常に大切なことですね。』

『投資家の方に商品を提案する場合、運用による損失であれば投資家の判断による自己責任といえます。

しかし詐欺などの運用以外の問題が起こった場合には商品を紹介する側にも一定の責任が伴うと私は思っています。

デューデリは金融機関であれば当たり前に行って、その上で真っ当なものを投資家に提供するのは当然です。

これは投資によってお金が殖える殖えないという以前の大前提の話です。

コストをかけデューデリを実施するからこそ詐欺的なリスクを大幅に抑えられて投資家の資金を余計なリスクから回避することが出来ます。』

『なるほど。

金融機関であれば、という部分が気になったんですが…』

『金融機関ではないにも関わらず金融商品を違法で取り扱っている一般の多くの会社や業者は殆どの場合デューデリをやらないわけです。

「とりあえず高利回りの面白い案件があるから」、「販売すれば儲かりそう」という安易な理由で投資家に紹介する。

その結果、実は詐欺商品で業者が行方をくらまして投資家のお金が持ち逃げされます。』

『出資者が泣きを見る…』

『そういうことが巷で起こっているので注意しないといけません。

「お金を集める以前にその会社ちゃんと調べてないでしょ」と言いたくなります。

実際に調べもしないで安易に紹介している業者が沢山存在しているのは恐ろしいことです。

下手をすれば同罪と思われてもおかしくありません。』

『怖いですね…

例えばですよネットで綺麗でいかにもなHPに見えてもデューデリをしていない会社っていうのは…?』

『いっぱいありますよね、全く調査をしていない無登録業者だらけです。』

『そうなんですね…。

それは資産運用以前の話っていう…』

『そうなんです。

特に海外の投資案件ではこのトラブルが非常に多いんです。

HPなんて誰でも好きなように作れますし。』

『詐欺業者に騙されないようにするためにですね、

デューデリ以外でも投資家として気をつけなければいけないポイントや注意点はありますか』

『投資詐欺の場合、99%がお金が戻ってこないと思って下さい。

自分自身の大切なお金を守る為にも先ほど言いましたけど

情報の発信源、発信者が「どこの誰なのか?」資金を集めている大元の人物の社会的な信用ですとかね。

そこがしっかりしているものなのか、最低限調べる必要があります。

実在しない会社や偽名を使うケースもありますからね。

やっぱりデューデリしかありません。

あとはどこの誰か分からない人の言葉を軽々と信用しないことです。』

『知らない人についていくな、の様なものですか?』

『当たり前に思うかもしれませんが意外と多いんです。

面談に来て海外投資で失敗した人に「情報は誰から聞きましたか?」って質問すると

「○○さんの紹介でまだ2回しか会っていない人です。」とかよくあります。

2回しか会ってなくてもお金を出しちゃうんです

びっくりする話です。

2回しか会ったことのない赤の他人ですよ?』

『えー。

間接的に知っているだけですよね?

ということは間に入った人が「知っている人だから」、「信頼できる人だから」という理由でお金を出してしまうんですね。』

『そうですね。

間に入っている方が信頼のおける方の場合もあれば

間に入っている方も数回しか会っていない場合もあります。

そういう方は沢山いるんです。

あとは気をつけるポイントはもう一つあります。

日本国内では金融商品の取扱いを行うには金融庁の登録・届出が必要なんですね。

そういった法律の部分で違反をしていないか、ちゃんと金融庁に登録しているか、

これを確かめるだけで100%とは言い切れませんが殆どの詐欺的リスクは回避できるかと思います。』

『その会社が金融商品を扱う以前に業務を行うにあたって金融庁に届出を出しているか…

法律を犯していないか…』

『そう、金融庁に登録をしているかどうか。

その上でコンプライアンスに則って金融商品の販売や紹介を行っているか。』

『それはどうやって調べたらいいんですか?』

『それは金融庁のHPに掲載されています。

一覧で金融商品取扱業者っていう項目で見ることができます。』

(対談記事3に続く)

 

【要項】

海外投資では情報が命です。

世界経済の流れや企業の動向など旬な情報を掴むことで海外投資での実績は大きく変わってきます。

一方で出鱈目な情報を吹聴されて詐欺被害に遭われる方も少なくありません。

情報の発信源がどこなのか?

その情報は本当なのか?

この二つは最低限調べておくべき必須事項です。

次回は海外投資のリスクやデメリットに関しての対談記事です。

 

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自身では気付かなかったリスクや落とし穴に気づくことが出来ると思います。

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