国内投資と海外投資の違い【対談1】

【お話を伺った海外投資の専門家とは?】

 

【海外投資家が増加する理由とは?】

『今回は取材のご協力有難う御座います。

早速質問させて頂きますが、日本の投資家も国内の金融商品だけではなくて海外の金融商品に目を向けている傾向が年々強くなってきています。

基本的なことですが、なぜ海外投資に目を向ける人が毎年の様に増加しているのでしょうか?』

 

『はい、幾つか理由が考えられます。

最近は資産形成を進める中で海外の情報を得やすくなっている傾向があります。』

『なるほど。

それは要因は大きそうですね。』

『特に日本は低金利で投資に目を向ける人は多いですが、投資家にとって本当に魅力的な商品は少ないのが現実です。

そこで海外に目を向ける投資家は随分増えています。』

『日本の投資の世界はこれからグローバリズムな考え方になっていく傾向にあるんですね。』

『そうですね。

しかも実は海外に目を向けているのは個人投資家だけではないんですよ。

低金利政策の影響によって運用益を確保できなくなってきている国内の生命保険会社も同じ傾向にあります。』

『他にもありますか?』

『それ以外には海外には優れたファンドマネージャーとか、あとは市場の平均を上回るような実績を出すような優秀なファンドというのが沢山存在しています。

日本に比べて投資環境や商品ラインナップといった面で投資家にとって優位性が高く、より高い資産効果を求める投資家は海外に注目していると考えられます。』

『そうですね。

確かに海外の投資情報を持っている人は一昔前よりも随分多くなったと思います。』

『実際そうだよね。

そして何よりも昨今の日本経済の低迷や財政赤字といった不安に思う人は多いです。

長期的な投資対象としての日本の魅力が失われ、海外への投資魅力が高まってきていることは大きいですね。』

『なるほど。

海外投資は国内の投資環境より有利な点は多そうですね。

あと、もう少し国内の投資と海外の投資の優位性や違いについて教えて下さい。』

『国内と海外の違いの一つに税制面でのルールがあります。

日本では全ての投資信託は投信法というルールに基づいているんですが…』

『投信法?』

『はい投信法です。

証券会社などが取り扱っている投資信託など金融商品は全てこのルールに基づいて運営されているんですよ。

その中でも年に一回は必ず決算をしなさい、という決まりがあるんですね。

決算って何かと言うとわかりやすく言うと、年に一回利益を確定しなさいよ、ということなんです。

利益が確定した時点で税金を払いなさいよ、という決め事があるんですね。』

『毎年、投資資金が減るということですか?』

『そういうことです。

せっかく増やしても1年後には課税されて投資資金は一度減ります。

増やしては減り、増やしては減りの繰り返しです。』

『運用資金が上下してしまうんですね。』

『そうです。

長期投資を考える場合で重要なことは複利効果です。

投信法によって複利のレバレッジ効果が低減してしまうんです。

その為、国内の投資環境は長期投資には向いていないという面があります。』

『なるほど。』

『そのため多くの投資信託は分配金があります。』

『ほぉ』

『年に1回は税金でどうせ目減りするならば、せめて分配金で投資家に利益を還元しようと考えるわけです。』

『分配金を還元してもらって嬉しいかもしれませんが…

なんだか資産運用をする本来の目的とは少し方向性がずれる様な…』

『まあ、投資家の目的によるので何とも言えないところではありますが…

ですが本来は長期投資というのは効率良く利益の再投資が行われ、雪だるま式に資金が殖えていく方が結果的に多く増えるわけです。』

『効率が良いということですね。』

『そうですね。長期期間で見て増やしていくのが大切です。

それを考えるとやはり日本の税制面というのは不利だと思います。』

『この環境の差は大きいと思います。』

『海外では投資に関する税率が低いところ、若しくは税金がかからないところとして…』

『タックスヘイブンと一般的に呼ばれているところですね。』

『そう、タックスヘイブン。

投資の利益に対して課税がない国があるのでそういう場所で運用した方が有利です。』

『そうですね。

海外投資をされている投資家の方っていうのはタックスヘイブンで有名な香港ですとか

シンガポールを使う傾向が強いですか?』

『個人投資家では勿論、香港やシンガポールを活用される方は多いです。

他にもファンドを運営する側の人も同じことが言えます。

彼らもタックスヘイブンの税制優遇がある地域を活用して運用しています。』

『税金がかからないところで運用されるから運用効率も上がるし

個人投資家も金融機関もタックスヘイブンを活用しているということなんですね。』

『そのとおり。

税制優遇の整ったところに投資マネーも運用会社やファンドマネージャーも集まります。』

『わかりました。

投資をするならば環境面で見て国内よりも断然海外の方が有利なんですね。

じゃあ海外投資は積極的に行った方が良いということになりますか?』

『それは一概に言えません。

個々人の状況やライフプランやリスク許容度など様々な理由から、人によってメリットデメリットってのは異なります。

ですので資産形成では自分の方向性と照らし合わせて、国内と海外の両方から自分に合った最適な方法をみつけることが本当は良いですね。』

『なるほど。

いくら環境が良いからといって、やたらめったら海外投資に臨むというのは違いますね。』

『そうです。

もちろんメリットだけでなくリスクやデメリットの部分もあるので全ての人にとって適しているとは言えません。』

(対談記事2に続く)

 

【要項】

国内と海外投資の環境の違いは税制です。

長期投資を考えるならば環境の優位性の差はやはり大きい様です。

税制が優位なところだと運用も有利に働くのでファンドも多く集まります。

それに伴い投資マネーも集まります。

しかし、海外投資は絶対的なものでもありません。

大切なことは投資家の資産運用のニーズです。

次回の対談記事2では海外投資で多い詐欺案件や情報収集で大切なことについて記載します。

 

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