海外投資のインベスターズトラストで税金がかからないと勧誘されたけど…

マイナス金利が導入された日本。

それに加えて日々大量の円が刷られています。

このままでは量的緩和から永久緩和にまでなるのでは、と有識者からは囁かれています。

銀行金利も一番良いのは都銀でもなく地銀でもなくイオン銀行で0.12%です。

1000万円預けておいても1年間でたったの1200円しか増えません。

NISA口座も10人に1人が持っているという統計もあり、資産運用が必要という意識は高まっています。

今まで投資をしたことのない主婦も例外ではありません。

「このままではいけないな」

「何か運用をしなければいけないな」

という気持ちにつけ入り、甘い言葉で海外積立ファンド投資を提案する悪徳業者も増えています。

 

【海外積立ファンドの投資では税金がかからないと勧誘され…】

「税金はかからない」などと言われて海外積立投資を勧められた主婦の事例です。

☟☟

『はじめまして。

加藤(仮名)と申します。

私は地方の平凡な主婦ですが、最近知り合いからインベスターズトラストという海外長期積立を勧められました。

投資などは無縁の生活をしておりますので、右も左も全く分からないことだらけです。

「税金がかからないから」、「海外は国内と比較して金融商品は高利回り」と言われましたが自分でもネット等で色々調べてみました。

見たところ商品事態は私は本当に良い様に思います。

 

ただ海外商品ということで積立は頑張って出来たとしても、いざ受け取る際の手続きや税金面などがどうなっているのかが、いまいち不安です。

日本に持ち帰った途端に税金でガッポリやられたのであれば、増えたとしても旨みがありません。

取崩や停止などせずに、決めた機関やり抜くことが出来れば日本で貯金するよりも断然良いのは理解出来ました。

元本保証で140%の利益も確定というのは魅力的に感じます。

 

実際どうなのでしょうか?

投資の知識がある人から見ていかがでしょうか?

間に入るIFAが重要なのは誰しもが思うことですが、インベスターズトラストを勧めてきた人はスービックという会社名を言っていました。

香港の会社だそうですが、あまり情報がないのでよく分かりません。

質問がまとまってなくて申し訳ありませんが、何に気を付けたら良いのかアドバイスを頂けますと幸いです。』


今回の事例の注意点をまとめます。

 

①【税金がかからないというのは嘘】

結論から述べますが海外投資は非課税ではありません。

利益確定をした段階で内訳の20.83%を確定申告で納税する義務があります。

この点を誤解している方が国内では非常に多いので注意が必要です。

 

「税金がかからない」のではありません。

「資産運用の環境において税制面で有利」というのが正しい表現と言えます。

資産運用の税制の話について触れておきます。

日本では長期運用をしていても毎年20.83%は運用資金から税金が差引かれて残りの資金で翌年の運用に臨んでいます。

これはどんな金融商品においても同じです。

そのため投資資金は毎年増えても減るので投資効率としてはあまり良くないのが実態です。

一方で海外においては運用中の資金に関しては差引かれる税金がないので、増えた分はそのまま翌年の投資資金として活用をすることが出来ます。

従って資産運用の環境においては税制面で海外が有利なのは言うまでもありません。

しかし決して非課税ではありません。

日本の法律では、日本に住所のある日本人の全世界中の所得は課税対象となっています。

そのため海外積立ファンド投資で積立した資金を利益確定した段階で、その資金は課税対象となります。

詳細な説明を省いてひたすらに契約を急かす悪徳業者や金融素人業者が非常に多いので惑わされないように注意しなければいけません。

 

②【海外積立ファンド投資の取崩方法】

海外積立ファンド投資では取崩をする際に現地に行く必要はありません。

現金で日本に持ち帰る、という訳でもありません。

紹介者経由でIFA宛に取崩申請書を記入し送付します。

手続き期間は約3~4週間ほどで指定した金融機関の口座に振り込まれます。

注意しなければいけないのは約1ヶ月のリードタイムがかかるということです。

というのも積立している資金は当然ファンドに投資をしている訳ですから現金へ換金するには手続きも含め時間がかかります。

ATMの様にすぐにお金が振込まれると考えている人が多いので流れは理解をしておきましょう。

 

③【インベスターズトラストの元本保証は本当か?】

インベスターズトラストやプレミアトラストでは元本保証+運用利益を確定する商品を提案しています。

実際に日本人は「元本保証」という言葉には弱く、それをいいことに積極的に提案する業者が多いのは事実です。

しかし金融有識者の間ではこれら元本保証+運用利益確定商品に対して懐疑的に見られているのが実態です。

金融商品でリスクを負担しながらリターンを積極的に狙う株式をベースにしたものに関わらず、元本を保証すること自体が一般的な運用では有り得ません。

商品構成の複雑さにも関わらず、元本保証の仕組みの詳細な説明を金融機関にもしていないということからインベスターズトラスト社の信用性は低いと考えられています。

また会社の歴史や規模も信用する材料としては物足りず、保証となる担保も不透明ということから専門家やプロからは良い評価は与えられていません。

提案している業者も無資格の素人業者やネットワークビジネスとして展開している業者ですので関与しない方が身の為でしょう。

 

【要項】

海外投資で積立ファンド型の商品が一般的になってきています。

それに伴って業者も強引さを増し「何でもアリ」の状態にもなっているのが実態です。

本来であれば専門家が投資家の資産運用のニーズをヒヤリングし、ニーズにあった商品やIFAを選ぶのが海外積立ファンドの筋です。

しかし甘い言葉で契約を促したり、リスクやデメリットを伝えない業者がいるのも事実。

強引さを感じたら怪しいと思って下さい。

業者にとって都合の良い商品を一方的に販売している輩が後を断ちません。

契約後に泣きを見るのは他の誰でもなく契約者自身です。

海外積立ファンドでは誰から契約するかは慎重に人を見極めてから始めましょう。

海外積立ファンドは理解してから始めると魅力的ですが誰から契約するか次第で魅力度は大きく変わります。

注意が必要です。

 

【無料】ご相談・お問い合わせ

海外投資をする前に一度は利害関係のない詳しい第三者に客観的に状況を判断してもらった方が良いかと思います。

自身では気付かなかったリスクや落とし穴に気づくことが出来ると思います。

もしも近くに詳しい方がおられない場合は、当コミュニティにご相談・お問い合せ頂いても構いません。

返信に時間がかかる場合もあります。ご了承をお願いします。

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